「誰もが信じてくれない本当の話① (悪意のフルコース)」 斎藤正樹(仮名)
私には二人(14歳と10歳)の愛する息子がおります。
日本にはこういう父親がいるというこを知ってもらいたく寄稿しました。
(家庭内、片親引き離し)
妻は昔からやや性格に偏りがあり、特に長男への執着が異常とも言えるものでした。
私と子供たちは常に良好な関係でしたが、なぜか長男は中学入学と同時に私と全く口を利かなくなり、
話しかけても逃げる、手紙を書いても破り捨てるなどをして、一番の問題は誰の前でも一切笑わなくなり、ゲームや動画を見ながら「死ね!」などとひどい言葉を常用し、嫌いな先生を「挑発して暴力振るわせて、辞めさせてやる」など破壊的な発言が目立ち、顔つきが恐くなってしまいました。長男は本来そんな子ではありません。妻は反抗期だと言いましたが長年見てきた私が長男の本心を見誤るはずがありません。
妻は「パパは頭がおかしいから相手にするな」というのが口癖で、今回はさらにとんでもない事実でない情報を言って長男を心理操作をしていることがわかりました。妻が私を否定すればするほど長男は夫婦仲の悪さを感じ辛かったはずです。闇を抱えてしまったはずです。私は長男の笑顔を取り戻したくてさまざまな機関に相談しましたが外部の理解はなかなか得られず、時には妻の職業を聴かれ「養護教諭」と言うと「子供の専門家ですから大丈夫ですよ!」と笑われたこともありました。妻の両親さえも「立派に育っている」と楽観的でした。そうこうする中で親の別居時に発生する「片親引き離し、片親疎外」を知り、症状がもっとも適合している、同居していてもそれは起きていると気付きました。ただ身近な臨床心理士やスクールカウンセラーもそれを知らず話になりませんでした。後にこの長男の引き離しが親権で有利になることとは予想もしませんでした。なお幸いにも次男は冷静な判断ができており正常です。
(洗脳、心理的虐待)
コロナの影響で外出できないストレスから妻は突然相談もなくネコ飼うと言い出し生き物に対する無責任な発言から私と言い争うことがありました。そこでいつも以上に興奮し激怒した妻は目を見開いて私の部屋に入って来た為、物を壊されたくなかった私は廊下に出るよう促しました。すると後ずさりした妻が足元の箱にぶつかり尻餅をつきました。その音を聞いた長男が来て何を勘違いしたか私に殴りかかってきました。そして付近にあった木箱を投げ付けようとしてきました。なるほど、長男は完全に妻に洗脳されてしまい「私を敵として認識している」と感じました。さらに次の瞬間妻は「警察呼んで!」と長男に指示し目の前で私を逮捕させたのです。妻は長男に父親を消し去るきっかけ、いわゆる「踏み絵」を踏ませたのだと感じました。妻の目的が何であれ、やり過ぎであると同時に妻の行為は長男の人生に傷をつける最悪の心理的虐待です。
(悪意で逮捕、勾留)
前述のとおり、逮捕と言っても暴力的なことは何もしていません。ところが妻は「首を絞められ引きずり倒された」と事実に反する証言をしました。それにより私は10日間勾留され牢屋に入れら犯罪者扱いで取り調べを受けました。さらに勾留中子供の面前DVを理由に児童相談所の役人が面会に来ました。DVなんて起きていませんが妻が警察に嘘を話したことから私はDV親とされました。
結論から言えば刑事さんにも理解してもらえ、当然不起訴で釈放となりましたが担当検事に「あなたは帰るところがない」と言われ、何のことだか分かりませんでしたが「奥さんが代理人をつけているから家に帰らなくして欲しい」と何度も電話があったとのことでした。10日を待たずして釈放の気配もありましたが妻の電話により検事も困惑しており、まずは実家に帰ることを勧められ、精神的に疲弊していた私は仕方なく他県の実家に一旦帰りました。
(追い出し行為)
私が実家に到着すると妻の弁護士から受任通知が届いており、その内容は事実と異なる私への批判と今回のDVを理由に離婚を求め、主に「親権」や「財産(家)」などを無条件で渡せなどとし、従わなければ慰謝料請求や法的措置を講じる、また家に近づいたり、親や友人に連絡したら警察に通報すると脅されました。そして釈放の翌日、持ち物のなかった私に妻から宅配便が届きました。そこには私のバックと携帯、充電器がだけが入っていました。「家の鍵」と「銀行の通帳」が抜かれており、手の込んだやり方に恐怖を感じました。
携帯を手にしてから弁護士から頻繁に連絡が来るようになり、「もう奥さんは一緒に住んでるから、あなたに親権は取れませんよ」「逮捕されてるんだから裁判になっても勝ち目ないですよ」「家の近くに来たり、子供に会わないで下さい」「長男とはもう二度と会えないですよ」といろいろ言われました。
(子との面会拒否)
実は妻は長年遠方の学校へ通勤していましたので、自営業で時間の調整ができる私が妻のサポートをする形で子供の世話や家事のほとんどを行ってきました。保育園や習い事の送迎やPTA役員、交通当番や行事の手伝いなどや地域の班長などもやってきました。食事も年300日以上、15年以上作ってきました。なので普通の父親に比べ監護権を取れる確率は高いと思い、子供を取り戻したいと「監護者指定申立」をしました。また真実を知らないまま離れ離れになったので「とにかく子供に合わせて欲しい」と頼みましたが「連れ去りの可能性がある」と拒否されました。仕方なく合わせて「子の面会調停申立」もしました。
さて長々となりましたが、まるでドラマや映画のような作り話のような展開で、誰も心底信じてくれません。みなさん「正義は勝つ」みたいなことを言われ、裁判すれば勝てるとか、今まで子供のため尽くしてきたんだから大丈夫だよ。とか本気でそう言ってきます。
無理もありません、私も毎日朝起きるたびに隣に子供が居ない、自分の家でないことに「やはり夢じゃなく現実なんだ」とあまりの出来事に受け入れらず苦しんでいるのですから。
私は何より離婚をするのにここまでのことをする意味がわかりません。話し合いならいくらでも応じるし、意見を聞かないほどの頑固でもありません。暴力も借金やギャンブルも浮気も何もしてません。
強引に家も追い出され、子供に会えず、飼っていた生き物、今までの生活や家に残された私有財産もすべて奪われ、さらに子供にとっても突然父親が居なくなるショックを与えるなど「離婚したい妻の一存」で、警察や弁護士を利用して私がされてるような人権侵害を許してしまう「法律の甘さ」を痛感しております。
また弁護士の「勝ち目的」での家族関係崩壊行為は相手方だけでなく子供まで巻き込んでおり、程度の差はあれど離婚のためにでっちあげDVや冤罪逮捕、連れ去りや追い出しによる子の取り合い、ありとあらゆる悪意に満ちた行為が水面下で横行し、罰則がない、違法とされないことに我々庶民は違和感を感じずには居られません。世間では「連れ去り」が注目されていますが、「連れ去り」は自身が行動に出てるので多少なりともリスクはあります。しかし「家と子供」を取ろうとする「追い出し」行為は子供の学校などへの影響もなく、今までと同じ生活を悠々送れ、さらに現状維持の原則にこれ以上のものはない。こんなことする親が親権とれるって、おかしいですよ日本は。共同親権はとても良いことだと思いますが、毒親が相手だといくらでも嫌がらせは起こりそうです。人間にとって大切な「心」が通じない親にはどう対策していくべきなのか、法律を細分化していく必要がありますね。