2013年02月10日 読売新聞 『今国会は少なく65法案、最優先はハーグ条約』
今国会は少なく65法案、最優先はハーグ条約
政府が今国会に新規に提出する法案は計65本となった。
夏の参院選を控えて会期延長がない可能性が高く、十分な審議日程が確保できないため。過去10年の通常国会では、同様に参院選があった2010年の64本に次いで少ない。
8日の衆参両院の議院運営委員会理事会で政府が説明した。2013年度予算案の執行に必要な予算関連法案はうち26本で、条約の承認案18本も提出する。
政府が最優先で処理を求めているのが、米国が強く批准を求めている国際結婚が破綻した際の子どもの扱いを定めるハーグ条約の承認案と関連法案で、3月中旬に提出する予定だ。
昨年の衆院解散で廃案となった、国民に番号を割り振って社会保障や徴税に活用する共通番号制度関連法案(マイナンバー法案)も再提出する。