2012年01月26日 朝日新聞 『男児に劇物を点眼した疑い 福島、母の交際相手逮捕』
男児に劇物を点眼した疑い 福島、母の交際相手逮捕
目薬に劇物を入れて交際女性の男児の目を傷つけたとして、福島県警棚倉署は25日、同県白河市旗宿大久保、トラック運転手伊藤保容疑者(48)を傷害容疑で逮捕した、と発表した。容疑を認めているという。
同署の調べによると、伊藤容疑者は昨年4月ごろから12月8日までの間、交際していた同県棚倉町の20代女性の長男(5)の目薬に劇物を入れ、角膜を傷つけるなど重傷を負わせた疑いがある。バッテリー用の硫酸が入れられていたとみられ、長男は右目が白く濁り、ものが見えにくい状態になっているという。
長男はもともと右目の病気で病院から目薬を処方され、ほぼ毎日、女性がさしていたが、伊藤容疑者は女性が見ていない間に劇物を入れたという。長男が痛がるため、女性は病院を少なくとも4、5カ所替えたが、伊藤容疑者は薬を替えるたびに入れていたという。