【2018.06.30】 親子ネットレポート「本当の共同養育を目指して ペアレンツコーチングセミナー ~親の別居や離婚で傷ついている子どもを勇気づけ、応援できる親になるために~」
平成30年6月30日、親子ネットは、としま南池袋ミーテイングルームにて、講師に浅井真紀子氏をお招きし、「本当の共同養育を目指して ペアレンツコーチングセミナー 〜親の別居や離婚で傷ついている子どもを勇気づけ、応援できる親になるために〜」と題した勉強会を主催しました。
今回の講演会は、親の別居や離婚で傷ついている子どもたちへ、私たち別居親が何ができるのか?子どもとの限られた時間を、子どもの可能性を広げ、子どもたちを勇気づけ、応援できる親になるためには?そして親として自信を持つために、有効なコミュニケーションのスキルを学ぶ勉強会を開催しました。当日の講演会では、約50名の方にお越しいただき、大変盛況な講演会となりました。
コーチングとは
「コーチングとは、人を応援するためのスキルです。応援したい人といえば、先ずは我が子ですが、自分自身を応援できるようにするスキルでもあります。子どもと引き離されて、考え始めたら悲しみが止まらないし、消えない記憶を、少しでも和らげるために、自分自身を応援できるスキルを一緒に力をつけていきましょう。」と、浅井さんは話し始めました。少人数のグループで、課題を相談しながら、勉強会を進めていきました。
自分自身と向き合う
性格は、生まれ持った気質と、後天的な育ててくれた人の影響をを受けるそうです。小さいころは育ててくれた親に嫌われないように価値観を作っていくが、小さいころは育ててくれた親に嫌われないように価値観が作られるが、その後、学校、社会、本などの影響で、価値観を作りあげていくそうです。
子どもの価値観は、同居する親から受けた影響は非常に強いですが、一緒に暮らしていない親の影響もあるそうです。子どもも会えない親のことを忘れずに考えているそうです。自分自身の親のことを考えることで、子どもにとっても、価値観は会えていない側の親の影響を受けていることを考えさせられました。
子育てのゴールとは
グループでも意見が分かれるほど、子育てのゴールははっきりしていないことが分かりました。子育ては一緒に暮らしていても難しいものかもしれませんが、自分らしい子どもとの関わりの方針を持つことで、出来ること、伝えられることもたくさんあるそうです。
また、子育ては、母親も父親も、子どもが生まれて劇的な変化が起きているのに、出来て当たり前の誰も褒めてくれない状況になりがちで、自分を褒めてあげる、自分なりのゴールを持っておくことが大切だとも話していました。
続きは、会報を参照ください。