【2016.10.01】 イベントレポート 『グローバルフェスタ JAPAN2016』 活動報告 親子断絶防止法アンケート調査
2016年10月1日(土)・10月2日(日)の2日間、東京都のお台場センタープロムナードにて開催された「グローバルフェスタJAPAN 2016」に親子ネットとして出展いたしました。
「グローバルフェスタJAPAN 2016」は、国際協力活動を行う政府機関、NGO、企業などが一堂に会する国内最大級のイベントです。2016年の開催テーマを「for the First Step ~新しい目標に向かって~」とし、楽しく分かりやすいコンテンツを通じて、国際協力の現状や必要性などについての理解と認識を深めることを目的としています。
昨年に引き続き、NGO 特定非営利活動法人 日本リザルツ様のご厚意で出展の機会を頂き、運営委員を中心に親子ネット会員のみなさまと、会場内のブースにてリーフレットの配布やパネルを使った「親子断絶防止法」に関する啓蒙活動と、「面会交流の拡大について」、「養育計画の作成義務について」のシール投票を実施しました。

別居や離婚後の子どもの養育について、普段あまり馴染みのない方が多いと思われるテーマに、まずは足を止めて頂こうとリーフレットを配りながらお声がけをしましたが、ご説明を始めると国際協力についてのイベントということもあり、特に海外との比較についての資料には多くの方が関心を示されていました。同時に、離婚後の親権制度について日本のように単独親権を採用する国が少数となっている現状に驚きの声も聞かれました。

私たちの説明に熱心に耳を傾けて下さる方に詳しくお話をお伺いすると、「実は…」と離婚を経験した様々な立場の当事者の方もいらっしゃいました。
男性の同居親の方からもお話をお伺いすることができました。ご自身の経験を真剣にお話しされる姿に、立場の違いはあっても、子どもを大切に思う気持ちは変わらないと感じました。また、子どもの立場の方がシール投票の「面会交流の拡大について」の質問に、しばらく考えた上で、どちらでもない(分からない)と回答されました。
おそらくご自身の経験を振り返りながらあろう熟考されている様子に、胸が苦しくなるとともに、別居や離婚後にも親子が自然に会える環境を整えることの重要性をあらためて痛感しました。
「面会交流の拡大について」、「養育計画の作成義務について」両項目とも、明確な反対意見はなく、多くの方が賛成されました。親子断絶防止法の反対運動が活性化するなか、世論は別居や離婚後の子どもの養育について、圧倒的に賛同していることが実感できました。
普段あまり馴染みのない方にもご説明させて頂くことができ、また離婚を経験した当事者の方からは実体験に基づいたお話やご意見をお伺いすることができ、大変貴重な経験となりました。
最後となりましたが、昨年に引き続きこのような機会をご提供くださいました日本リザルツ様、お忙しいところ、また遠方からもご参加、ご協力くださいました親子ネット会員のみなさまに、心より御礼申し上げます。
ブースに足をとめてお話を聞いて下さり、アンケートにご協力頂いたご来場のみなさま、ありがとうございました。













