【2010.09.29】 離婚後の共同養育を訴えるデモ
離婚後の共同養育を訴えるデモは、今回の親子ネット集会の最終章として大々的に行われた。午後16時半に東京メトロ後楽園駅近くの礫川公園に50名以上が集結し、共同養育を訴える内容の数々の横断幕やのぼり、また「共同養育」と記載された緑の風船を一人ずつが幾つも持って望んだ。
警察の誘導のもと、最も左の車線を春日通りから白山通りに進み、およそ40分にわたって行進を続けた。先導する車両にも、大きな文字で書かれた横断幕を貼り付け、その車に乗り込んだ女性当事者2人が声を張り上げた。
「共同養育を実現しよう!」
「子供を勝手に連れ去るな!」
「子供を会わせないのは、児童虐待だ!」
「子供は両親それぞれから愛情を受ける権利がある!」
女性当事者の大声に続いて、デモに参加した全員が大声を張り上げる。太鼓を叩いている当事者もいる。
時には警察官がデモの進行を優先して信号を遮断して歩行者を足止めさせるシーンもあった。当日は休日ながらも、近隣に大学が多いという場所がらもあって、若い人たちが多く、「何事か」という視線もあったが、横断幕やのぼりなどで訴える内容を明確に訴求したこともあり、中には真剣な顔つきで、聞き入ってくださる方も見られた。
およそ2kmくらいだったであろうか。最後に神保町の錦華公園に全員が集まり、デモは終了。参加した全員で記念撮影をし、有意義な総会を締めくくった。
当事者が集団となって声をあげ、10,000名、100,000名が集まるようになれば、国は必ず法改正に踏み切らざるを得なくなる。全国の当事者の皆さん、勇気を出して、我々と一緒になって一歩を踏み出してみませんか。現状を変えられるのは我々当事者でしかありません。




















