【2015.03.14】 第二回クッキングイベント レポート
3月14日に駒込地域文化創造館の調理室にて、第二回親子ネット クッキングイベントを開催しました。
今回のテーマは、「管理栄養士が教えます!バランスのいい和食の作り方」と題して、誰にでも作れる簡単な一品一品の料理を組み合わせることで、体のバランスが整う食事になるようにメニューを考えてみました。
お子様を含めて7名の参加者の皆さんと共に、お料理をしながら笑い声が絶えない楽しいひとときを過ごしました。

今はなかなか叶いませんが、愛情をたっぷり込めた手料理でいつかまた子ども達と食卓を囲むことができる日が来ることを願っています。普段お料理を作らない方も、たまには手料理を作って心も体も益々元気になってみてはいかがですか!(講師;飯塚智子、管理栄養士・運営委員)
今回のメニューは、「バランスの良い和食」ということでご飯・わかめとしめじ、たまねぎの味噌汁・豚肉とキムチ炒め・ほうれん草のゴマ和え・ピーマンとじゃこ炒め・粉ふき芋・フルーツヨーグルトというものでした。
私自身、「自炊もやれば出来るけど」という気持ちを持ちつつも、日々の忙しさから外食やスーパーの惣菜、そしてインスタント物が多くなりがちな食生活を送っていましたが、今回のクッキングイベントに参加して勉強になったというだけでなく、健康を考えた食生活を送るって気難しい話ではなくて気楽に楽しくできることなんだと実感しました。
イベントに参加するまでは、「良い食事バランス」と言われても、あまり深く考えたことがなかったので、それってなんだろう?と思っていました。なんとなく肉だけじゃなくて魚とか野菜とか、あと乳製品とかフルーツとかをとることなど、漠然としたイメージしかありませんでしたし、それ以上深く考えることもなく生活していました。
今回のメニューは、スペシャルテクニックが必要なご馳走ではなく、多分誰もが普通のごはんと思うメニューですが、実際にはちゃんとバランスを考えているすごいメニューでした。
メニューの説明で管理栄養士の飯塚さんが書かれたホワイトボードには「まごわ(は)やさしいよ」の文字がありました。
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ま=まめ ご=ごま わ=わかめ や=やさい さ=さかな し=しいたけ い=いも よ=ヨーグルト |
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実はこれ、バランスの良い食事の覚え方とのことで、あとで調べてみると、とても奥の深い話でしたこれらの食品を1回の食事で無理にとるというのではなく、1日や日々の食事のなかでこれらを意識してとるようにすれば良いということです。
ではどうやってこれを実現するか、おかずのメインに悩んでしまってそこまで考えが回らず悩んでしまうところですが、今回のイベントのメニューにはそれの答えがありました。
味噌汁の具をちょっと工夫する、単なるお浸しではなくゴマを和える、これまた単なるピーマン炒めではなくじゃこをプラスする。身構えることなく簡単なひと工夫でバランスの良い食事がとれることがわかりました。

また、出汁をとったり、炊飯時の吸水をしたりとか、野菜やフルーツの切り方とか、家庭科の授業で習ったはずなのに忘れていたひと手間が簡単にできてごはんを美味しく出来ることを思い出させてもらえました。
今回のイベントでは、お子様も一緒になって、みんなでワイワイととても楽しい時間が過ごせました。ちゃんとバランスを考えた食事なのに作るのも楽しい、食べるのも美味しくて楽しい、問題があるとすれば食べ過ぎくらいですが、これは私の問題でした(笑)(運営委員 岡野哲也)














